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ビタミンＭが認知症と脳卒中を防ぐ！
～日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果～

ISBN	978-4-906829-96-5
販売価格	2,750円(税250円)
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葉酸を上手に摂って、人生100年時代の、長寿社会を健康に生きよう！

書籍情報

著者：蒲原聖可（健康科学大学客員教授／日本薬科大学客員教授／DHC特別研究顧問）
定価（本体2,500円＋税）
A5判／192頁／図39点・表10点
ISBN978-4-906829-96-5
発行日：2019年2月28日（第1版）

本書の特長

超高齢社会の現在、健康寿命の延伸が重視されています。健康寿命の状態ではなくなる、つまり、介護が必要になる原因は、第1位が「認知症」、第2位が「脳血管疾患（脳卒中）」、第3位が「高齢による衰弱」です。したがって、日本人の健康寿命の延伸のためには、認知症、脳卒中、高齢による衰弱（フレイル）への対策が必要となります。
具体的な対策として、ライフステージに応じた適切な食事、適度な運動習慣、適正体重の維持、禁煙といったことは当然といえます。これらに加えて、現時点でのエビデンス（科学的根拠）から、サプリメント・健康食品の適正な利用が、健康寿命の延伸に貢献できる、と著者は考えています。
最近の医学・栄養学の研究によって、健康寿命の延伸のために有用な機能性食品成分が明らかとなってきました。具体的には、抗酸化作用により酸化障害を抑える成分、慢性炎症を抑制する抗炎症成分などが、生活習慣病のリスクを抑え、健康寿命の延伸に寄与しうることが示されています。
本書では、それらの食品成分の中から、ビタミンB群の1つの「葉酸」を中心に取り上げました。葉酸は、悪玉アミノ酸の「ホモシステイン」を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。
健康寿命の延伸が国の目標として掲げられる今日、一歩進んだ、より確実な健康増進のための取り組みが求められます。本書では、公民連携による新しい取り組みとして、問題解決型の保健事業に葉酸サプリメントを利活用している地方自治体の施策も紹介しました。
葉酸は、認知症と脳卒中を予防する機能性食品成分としての有用性が確立しています。毎日の生活にて、葉酸サプリメントあるいは葉酸強化食品を利用することで、簡便に安価に摂取できます。本書の読者の皆様が、葉酸を上手に摂って、人生100 年時代を元気に過ごし、健康長寿社会を実現できることを願っています。