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同じ対策をしてもかかる人・かからない人がいる! 最新研究でわかった、 感染を予防し重症化を抑える栄養の力!
書籍情報
- 著者:蒲原聖可(神奈川歯科大学 特任教授/森ノ宮医療大学 客員教授 医師・医学博士)
- 定価2,200円(本体2,000円+税)
- 四六判/200頁/図17点・表14点
- ISBN978-4-909888-27-3
- 発行日:2022年2月10日(第1版)
本書の特長
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、2020年から原因ウイルスへの暴露機会を減らす予防策がとられ、2021年にはワクチン接種も開始された一方で、同じ環境にあっても、感染する人としない人がいます。感染後にも、重症化する人と、そうではない人がいます。
- この違いをもたらす要因に栄養素があることが最新研究でわかりました。ビタミンやミネラル、オメガ3系脂肪酸といった栄養素が、新型コロナの感染リスクや重症化リスクに関係していることが示されました。
- 新型コロナ対策では、暴露予防だけではなく、ウイルス感染に対する抵抗力を高める予防策も重要です。まず、免疫力を高めることによる、体の抵抗力を介した予防策です。このためには、適切な食生活、運動、睡眠が基本となります。次に、炎症を抑えたり、過剰な血液凝固を抑えたりする働きを介した重症化予防です。機能性食品の成分には、免疫力を高める作用、炎症を抑える働き、血液をサラサラにして血栓症を防ぐための作用があります。
- 新型コロナ対策の基本として、セルフケアでの食事療法、機能性食品成分を含むサプリメントの活用が重要です。本書では、栄養療法の視点から、新型コロナの感染予防と重症化予防について具体的・実践的に解説しています。
- この20年間、SARSやMERS、鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ、ジカ熱など多くの新しいウイルス感染症が問題となってきました。本書の内容は、新型コロナだけではなく、今後も繰り返される新興感染症への対策にも応用できます。本書を、ウィズコロナ時代におけるセルフケアでの栄養療法に役立たせてください。
目次
- はじめに
- 第1章 新型コロナウイルス感染症:最新情報
- (1)ウィズコロナ vs ゼロコロナ
- (2)新型コロナの予防法
- (3)新型コロナの症状と経過
- 第2章 ビタミンD:新型コロナ対策に必須のビタミン
- (1)ビタミンDが免疫能を高めて呼吸器感染症を防ぐ
- (2)ビタミンDがインフルエンザを防ぐ
- (3)ビタミンDが新型コロナ感染を予防し重症化を抑える
- (4)ビタミンDが新型コロナに効くメカニズム
- 第3章 ビタミンC:風邪予防の定番サプリメント
- (1)感染症ではビタミンCが消費される
- (2)新型コロナにビタミンCが有効
- (3)ビタミンCの摂り方
- 第4章 亜鉛
- (1)亜鉛の抗ウイルス作用と呼吸器感染症予防効果
- (2)新型コロナ対策における亜鉛の臨床的意義
- (3)新型コロナに対する亜鉛の有用性エビデンス
- (4)亜鉛サプリメントの摂り方
- 第5章 ビタミンA
- 第6章 プロバイオティクス
- (1)プロバイオティクスが呼吸器感染症を予防する
- (2)身体を守るプロバイオティクスの働き
- (3)新型コロナがディスバイオーシスを生じる
- (4)新型コロナ対策としてのプロバイオティクスの有用性
- 第7章 オメガ3系脂肪酸
- 第8章 エキナセア:風邪予防のためのハーブ
- (1)風邪を予防し重症化を抑えるハーブ
- (2)エキナセアの臨床エビデンス
- 第9章 コロナ後遺症とサプリメント
- (1)新型コロナ後遺症の現状
- (2)コロナ後遺症の対策
- おわりに
読者対象
一般市民、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、ほか医療スタッフ