日本を代表する老年学の権威による健康長寿の秘訣!
書籍情報
- 著者 医療法人財団健康院 理事長 東京都健康長寿医療センター 名誉院長 折茂 肇
- 定価(本体3,800円+税)
- B5判/96頁/図32点/表13点
- ISBN 978-4-906829-22-4
- 発行日 2013年5月25日(第1版)
本書の特長
「健やかに老いる」とはどういうことでしょうか。ごく簡単に考えれば、寝たきりになったり、ぼけたりしないで出来るだけ長い間QOLの高い生活を送って天寿を全うするということでしょう。
そのためには若いころからの摂生が重要であることは言うまでもありません。
最も理想的な生き方はできるだけ長い間生きがいのあるQOLの高い生活を送り、ある時点でぽっくり死ぬ、自分も苦しまず、他人にも迷惑かけずにです。
私はこれを「直角型人生」と呼んでいますが、このような一生が送れれば幸いと思っています。そのためにはどうしたら良いのでしょうか。(序より)
- 本書は、老年学の権威として名高い著者による健康長寿の秘訣が老年学の立場からやさしく解説されています。
- 加齢と老化の特徴と病気、性差医学、高齢者医療の理念と医療システムのありかた、予防老年医学の振興、さらには、高齢者の定義への著者からの新しい提言が示されます。
- 超高齢社会を健康に生き抜く著者自身の長寿の秘訣も見所です。
目次
- 1章 加齢(エイジング)とは
- 2章 老化(セネッセンス)とは
- 3章 Agingと病気
- 4章 ヘルシー・エイジング(健康寿命)とは
- 5章 アンチエイジングとは
- 6章 健康長寿の秘訣
- 7章 私のアンチエイジングライフ
- 8章 老年学と長寿科学─日本におけるその歴史と現状─
- 9章 性差医学
- 10章 高齢者の定義について
- 11章 高齢者医療の理念と医療システム
- 12章 これからの時代は疾患の「治療」より「予防」に重点を
- 13章 死の問題に直面する
読者対象
全科医師、看護師・薬剤師・栄養士ほか医療スタッフ、一般