Dr. House(ドクター・ハウス)の名推理
─正しい診断はこうして下される─

ISBN 978-4-906829-13-2
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患者の求める医師像がここにある!

書籍情報

  • 著者 国立病院機構さいがた病院院長 下村登規夫
  • 定価(本体2,500円+税)
  • A5判/168頁
  • ISBN 978-4-906829-13-2
  • 発行日 2012年8月10日(第1版)

ニュース

2012年10月24日(水)
「新潟日報」朝刊に著者の下村登規夫先生の『Dr.Houseの名推理』についてのインタビュー記事が掲載されました。

本書の特長

Dr.HOUSEはアメリカの医療ドラマの主人公。
救急を題材にしたものや凄腕の外科医などの設定が多い中、ハンディを持った主人公が難解な患者を診断し、治療していく。
診療における様々な落とし穴や医者が陥りがちな独りよがりな点など、深みのある診療の金科玉条の数々を、Dr.HOUSEならぬDr.SHIMOMURAが若い医師へ楽しく語りかける。
失敗談も含め著者の求める医療の世界、患者に求められる医師像が見えてくる。

目次

  • この本を出版するにあたって
  • 1. あなたが診ている患者は診療録の患者かな?
  • 2. 重要な症状は何?
  • 3. すれ違いはお互いの思い込みから
  • 4. 医者はおしゃべり?
  • 5. 何もないと思ったところに何かあるかも?!
  • 6. いつも問診が先とは限らない?!
  • 7. 問診をしながら診断へと導いていくテクニック
  • 8. 病気のもとを探せ!
  • 9. 初診と再診.どちらに注意?
  • 10. 病院に住む魔術師?
  • 11. 自動血球計数器のミスを探せ!
  • 12. ドクターストレススコア
  • 13. 多すぎる訴え?
  • 14. 保険(レセプト)病名?
  • 15. 処方箋の怪!
  • 16. DNRという言葉を知っていますか?
  • 17. 悪性リンパ腫?
  • 18. 個人情報保護
  • 19. 病院一の情報通
  • 20. 軽い症状と重大な病気
  • 21. 不明熱?
  • 22. 臍は末梢!?
  • 23. 間違った確認
  • 24. 初心にかえるということ
  • 25. 現実よりも現実的なもの
  • 26. 薬の適応外使用
  • 27. 治らない肩の痛み
  • 28. 突然の認知症
  • 29. 自分の診察スタイルを持つということ
  • 30. 患者の診断
  • 31. 診察時間と患者さんの満足度
  • 32. 初期症状
  • 33. 減らない好酸球
  • 34. 3分診療
  • 35. 死人の尿?
  • 36. 何病?
  • 37. 古い症状
  • 38. 会話が治療
  • 39. 治療するのは症状じゃない
  • 40. 1時間だからできること
  • 41. 死の義務と権利
  • 42. 病理解剖
  • 43. 認知症どうし
  • 44. 危険因子のない動脈硬化?
  • 45. 笑えない子供たち
  • 46. 痛みは理解できない
  • 47. 処方箋を発行する
  • 48. 薬の選択
  • 49. 治療効果は?
  • 50. 人生の分岐点
  • 番外編 あっそうか語録!

読者対象

研修医、医師一般

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