がん外来化学療法チームマネジメント─埼玉医科大学国際医療センターでの検証と未来像─

ISBN 978-4-906829-59-0
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3,888円(税288円)
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がん患者さんの全人的診療をチームで行うすべての医療スタッフに最良の教本!

書籍情報

  • 監修
    埼玉医科大学国際医療センター病院長 小山 勇
    編集
    埼玉医科大学国際医療センター包括的がんセンター長 佐伯俊昭
  • 定価3,888円(本体3,600円+税)
  • B5判/160頁/2色刷/図78点・表66点
  • ISBN978-4-906829-59-0
  • 発行日:2015年8月1日

本書の特長

  • 埼玉医科大学国際医療センターは「徹底的な患者中心の医療」を追求することをコンセプトに、平成19年に設立された新しい病院です。大学病院でありながら、医局という概念をなくし、横の繋がりを重視する専門集団を形成して診療にあたっています。
  • がん診療は、がんを抱える患者さんをトータルに診る全人的診療が必須です。患者さんは「がん」だけではなく、他の疾患を持っていることが多く、精神的にも不安定なことが多いものです。
  • がんの専門医だけではがん診療はできません。他の疾病の専門医や精神科医の手をかり、看護師、薬剤師、医療系技師、心理士、ソーシャルワーカー、事務員などすべてのスタッフが文字通りチームで診療に当たらなければなりません。まさに、総合的な病院でないとがん診療はできません。そのチーム内では上下関係はなく、適時、適切なスタッフがリーダーシップをとり、チームが全力で患者さんのために一つになることが求められています。
  • 「チーム医療」を病院の「文化」として推進してきた結果、平成27年2月に、国際的な病院機能評価であるJCIのAcademicMedicalCenter部門の認証を日本の大学病院で初めて受けました。この認証はすべて患者さんに、より質の高い、安全な医療を提供するための認証です。
  • このような背景のもとで知恵と経験の英知を集めて作成した本書をここに自信をもって送り出します。外来化学療法はまさにチームマネジメントが必要でかつ重要となる典型的なチーム医療の一つです。本書が日常の診療に役立ち、それがひいては「がん患者さん」の幸せにつながることを願います。

目次

  • 第犠蓮,ん外来化学療法チームサポート
    • 1.チーム医療のあり方
      • A.包括的がんセンターの体制
      • B.がん外来化学療法の安全性と効率化
        • 1)外来化学療法における安全性について
        • 2)外来化学療法における効率化について
    • 2.がん外来化学療法の実際
      • A.外来化学療法を始めるにあたって
        • 1)初回診察時の説明(誰が、何時、どこで説明するか?)
          • (1)医師からの説明
          • (2)薬剤師からの説明
          • (3)看護師からの説明と支援
        • 2)初回治療時の説明(何を重点的につたえるか?)
      • B.外来化学療法施行継続時の判断と患者への説明
      • C.経口抗がん薬治療時の説明で配慮すること
    • 3.チーム医療に必要な備品
      • A.説明パンフレット
      • B.支持療法薬セット
      • C.緊急時対応表
      • D.アクシデント対応セット
  • 第蕎蓮”現狹レジメンと症例検討
    • 1.消化器がん
      • A.食道がんの化学療法
        • 1)レジメンと副作用
          • (1)5-FU+CDDP(シスプラチン)
          • (2)5-FU+CDDP+放射線療法
          • (3)ドセタキセル単独療法
          • (4)ネダプラチン単独療法
          • (5)ドセタキセル+CDDP+5-FU療法
          • (6)ゲフィニチブ、TS1
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • B.胃がんの化学療法
        • 1)S-1(食道癌、胃癌、大腸癌、膵癌、胆管癌)
        • 2)S-1+CDDP(シスプラチン、胃癌)
        • 3)SOX(胃癌・大腸癌)
        • 4)WeeklyPaclitaxel(胃癌)
        • 5)Trastuzumab+XP療法(HER2陽性胃癌)
        • 6)CPT-11(胃癌)
        • 7)Docetaxel(TS-1+Docetaxel、胃癌・食道癌)
      • C.大腸がんの化学療法
        • 1)mFOLFOX6+bevacizumab(大腸癌)
        • 2)FOLFIRI+bevacizumab(大腸癌)
        • 3)Cetuximab単独、CPT-11+cetuximab、FOLFIRI+cetuximab(大腸癌)
        • 4)panitumumab単独(大腸癌)、FOLFIRI+panitumumab(大腸癌)、mFOLFOX6+panitumumab(大腸癌)
        • 5)FOLFOX、XELOX(大腸癌)
        • 6)Regorafenib(大腸癌)
        • 7)ロンサーフ(大腸癌)
        • 8)S-1(食道癌、胃癌、大腸癌、膵癌、胆管癌)
        • 9)SOX(胃癌・大腸癌)
      • D.肝臓がんの化学療法
        • 1)肝動脈化学療法(TAI:Transcatheter arterial infusion)
        • 2)肝動脈塞栓療法(TAE:transcatheter arterial embolization)
        • 3)肝動脈化学塞栓療法(TACE:transcatheter arterial chemoembolization)
        • 4)全身化学療法
        • 5)ソラフェニブ単独療法
        • 6)ミリプラチン単独療法
      • E.胆道がん(胆管癌、胆嚢癌、乳頭部癌)の化学療法
        • 1)切除不能進行胆道癌に対する化学療法
        • 2)切除不能胆道癌に対するセカンドラインの化学療法
        • 3)術後補助化学療法
        • 4)最近の化学療法
      • F.膵臓がんの化学療法
        • 1)局所進行切除不能膵癌、再発膵癌に対する一次化学療法
        • 2)遠隔転移を有する膵癌に対する一次化学療法
        • 3)切除不能膵癌に対しての二次化学療法
    • 2.乳がん
      • A.EC療法
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • B.TC療法
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • C.TCH療法(DTX+CBDCA+TRASTUZUMAB)
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • D.LAPATINIB+CAPECITABIN療法
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • E.BEVACIZUMAB+PTX療法
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
      • F.PERTUZUMAB+HERCEPTIN+DTX療法
        • 1)レジメンと副作用
        • 2)医療者間での投与前の注意点
        • 3)導入時の患者指導のポイント
        • 4)症例
    • 3.肺がん
      • A.化学療法の前に
        • 1)肺癌について
        • 2)肺癌の診断と進行度
        • 3)治療
      • B.CBDCA+PTX
        • 1)薬剤情報
        • 2)CBDCA+PTX併用療法
      • C.症例
    • 4.血液がん
      • A.R-CHOP療法のレジメンと副作用情報
        • 1)R-CHOP療法について
        • 2)リツキシマブについて
      • B.医療者間での投与前の注意点
      • C.導入時の患者指導のポイント
        • 1)化学療法が必要な理由
        • 2)化学療法の有害事象
        • 3)セカンドオピニオンについて
        • 4)入院時指導、外来治療移行時の指導
      • D.症例
  • 第珪蓮ヽ依莢蹴慘屠,鮴功させるための様々な試み―これから外来化学療法を整備するにあたって―
    • Q1.職員教育システム
      • A1-1.薬剤師の教育と認定・専門薬剤師のキャリアパス
      • A1-2.看護師の教育と認定・専門看護師のキャリアパス
    • Q2.通院治療センターとしての環境整備
      • A2.備品の整備と看護師の役割分担
    • Q3.レジメンの作成
      • A3.抗悪性腫瘍薬適正使用委員会における薬剤師の役割
    • Q4.病院全体のなかでの薬剤師の人員配置
      • A4.薬剤師からのAnswer
    • Q5.がん患者・家族への支援(社会的支援・精神的支援)
      • A5.がん相談支援センターの役割
    • Q6.がん相談支援センターの構成と実績
      • A6.医療ソーシャルワーカーからのAnswer
    • Q7.通院治療センターにおけるチーム医療の実践
      • A7.医師からのAnswer
  • 第IV章 多職種連携と地域連携
    • A.医師・薬剤師の連携
    • B.プロトコルに基づく薬物治療管理(PBPM)について
    • C.ラッシュマネジメント(医師・看護師・薬剤師連携)
    • D.緩和医療(医師・看護師・薬剤師・SW連携)
    • E.ブレストケアチームの活動と今後の課題
    • F.薬・薬連携による外来化学療法
    • G.看・看連携による外来化学療法
    • H.外来における治験

読者対象

がん診療に携わる医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、心理士、ソーシャルワーカー、医療事務職員

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